私は、高校一年生の後半には教師になりたいと思うようになっていました。しかし、その教師になるまでの過程を甘く見ていました。第一志望の大学、第二志望の大学は決めていましたが、その大学の合格ラインや倍率のことも軽く考えていました。私は部活動でサッカーをしていました。その面でも受験勉強に本格的に取り組むのが部活動を引退してからになりました。
部活動を引退してから、勉強に集中しました。学校に毎日遅くまで残り、自分が苦手にしている英語と数学を少しでも力をつけるようにがんばりました。文化祭などの行事にも参加しつつ勉強もがんばりました。9、10月までは周囲も受験勉強をしていたので、あまり焦りは感じませんでした。10月の後半ぐらいになると周囲も進路が決まりだし、焦りを感じるようになりました。塾では、「まだ学校に行っているん。学校の勉強とか無駄やで」と友人に言われました。それでも私は学校の勉強も大切だと思って、学校は休まず登校しました。そうして勉強するうちに、第二志望であった四天王寺大学の教育学部に合格することができました。第一志望の大阪教育大学には力が及びませんでしたが、はじめに合格することが厳しいといわれた大学のひとつには合格することができました。